2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

TPP参加に疑問

■北海道の一次産業である畑作、畜産など農業に重きを置く環太平洋連携協定(TPP)参加に重要な疑問を呈している 懸念の背景には当然、アメリカ、オーストラリアの大規模な農業の脅威がある。かの地で輸出向けに農業を営むものの1事業所当たりの耕地面積…

原発は麻薬 財政圧迫

■原子力政策に異を唱え続けた佐藤栄佐久前福島県知事 「闘う知事」として国の原子力政策に異を唱え続けた佐藤栄佐久前福島県知事 (71)。東京電力福島第一原発の事故後から、集会や取材を通じて「起こるべくして起こった人災だ」と、国や東電を厳しく批判し…

母乳から放射性物質

■母乳から放射性物質を検出 市民団体調査・・・千葉県の女性提供 市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」は4月20日、独自に母乳を民間放射線測定会社に送り分析した結果、千葉県内居住の女性の母乳から1Kg当たり36・3ベクレルの微量の放射性ヨ…

福島第一「廃炉、汚染除去に100年」

■福島原発の廃炉、汚染除去に百年 英科学誌が見解紹介 英科学誌ネイチャーは4月13日までに、東京電力福島第1原発の廃炉や周辺の土地の汚染対策が終わるまでには、今後数十年、場合によっては100年を要するとの専門家の見解をまとめた記事(電子版)を…

飯館村「人が住めるレベルではない」

飯館村は「人が住めるレベルではない」 京大助教らが現地調査 福島第1原発事故による放射能汚染を独自に調査した京大原子炉実験所の今中哲二助教らによる報告会が4月13日、国会内で開かれた。今中氏は、同原発から北西に25〜45キロに位置する飯館村…

泊原発の地元4町村は「安全」7町「安全でない」

■30キロ圏首長アンケートによると泊原発の地元4町村は「安全」、7町「安全でない」 東京電力福島第1原発事故を受け、北海道新聞社は4月18日、北電泊原発(後志管内泊村)から半径30キロ圏内の後志管内13町村の首長を対象に行ったアンケートの結…

ソフトバンク社長が脱原発財団設立

■東日本大震災犠牲者(2011.04.20午後6時現在) 死亡1万4063人 行方不明1万3691人 ■ソフトバンクの孫社長が脱原発財団設立 個人で10億円拠出へ ソフトバンクの孫正義社長は4月20日、民主党の東日本大震災復興ビジョン検討チームの会合に出席…

宮古の津波38・9m 明治三陸抜き最大規模

■宮古の津波38・9mで明治三陸抜き最大規模だった 津波が乗り越えた、10メートルの防潮堤。岩手県宮古市田老地区 東日本大震災で津波被害を受けた岩手県宮古市で、陸地をさかのぼった津波の高さ「遡上高」が38・9メートルに達したことが15日までに…

高橋知事と周辺4町村長は原発を「評価」

■泊原発の安全対策を申し入れ 高橋知事と周辺4町村長 原発は「評価」 高橋はるみ知事は3月23日、東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受けて泊原発周辺4町村長と道庁内で意見交換し、泊原発の安全対策について国や北電に申し入れる方針を示した。 4町…

過去の巨大地震がM7級を誘発か

■研究者「遠くで3年後も」 茨城県で16日、震度5強を記録するなど、東日本大震災は発生から1カ月がたっても大規模な余震や、誘発の可能性がある地震が東日本一帯で多発。研究者は、過去のマグニチュードM8級巨大地震では、誘発されたとみられるM7級…

いのちと放射能

■いのちと放射能 米コロンビア大で分子生物学を学んだ柳澤桂子さんは帰国後、先天性異常の研究に取り組む。「健康な赤ちゃんを初めて抱いて頬を寄せた時の喜びを、一人でも多くのお母さんと分かち合いたい」と思った。 ▼実験には放射性物質を使った。遺伝子…

原発の安全、低コストが崩れ去る

■質問:原発には問題が多いと指摘していますが。 「研究開発に多額の投資が必要なほか、今回の事故も莫大な補償が見込まれ、コストが安いとは言えません。使用済み核燃料を再処理し再利用する核燃料サイクルの問題もあります。再処理工場は完成が何度も先延…

木村俊昭氏「自然エネルギー推進を」

道知事選の木村俊昭氏候補に聞く ■選挙戦で原発のあり方が争点になっているが 福島第一原発の事故で、国の原子力政策が見直される思いますが、国の動きを待つだけでなく、原発に頼らない自然エネルギーへの転換や、北海道の原子力防災計画の見直しに取り組む…

ソフトバンク孫社長が「原発やめるべきだ」

「原発やめるべきだ」 ソフトバンク孫社長 ネットで明言 ■孫正義ソフトバンク社長が福島第1原発の事故をめぐり「原発はもうやめ、住民避難も50キロくらいに拡大すべきだ」と発言した。事故後、原発に批判的な声は広がっているが、大手企業のトップがここ…

地震前兆の可能性について

■北大研究グループの観測によると8カ月前から電波異常 未曾有の被害をもたらした東日本大震災の約8カ月前から、東北地方のFM放送の電波が強くなる電波異常が続いていたことが、北大の研究グループの観測で分かった。道内の過去の大地震発生前にも同様の…

発電の周波数統一の議論

■東日本と西日本の周波数の違い 北海道電力・東北電力・東京電力は50ヘルツ 中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力は60ヘルツ ■発電の周波数統一の議論 発電の周波数統一の議論は猛暑などによる電力不足のたびにあったが、その都…

原発周辺の土地国有化案が浮上

■原発周辺の土地国有化案が浮上 東京電力福島第一原発の廃炉方針を受け、政府内で3月31日、周辺住民の移転補償策として国が土地を土地を買い取る案が浮上した。事態収束には10年以上の長期化も予想されるため立ち入り規制された住民の損害を補償する一…

放射線物質が海に沈殿も

■東日本大震災犠牲者(2011.04.05語午後8時現在) 死亡1万2431人 行方不明1万5153人 ■ フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は福島第一原発から流出する高濃度の放射物質を含む水などが海洋に与える影響予測を発表した。微粒子の形で海…

代替エネルギー

■東日本大震災犠牲者(2011.04.01現在) 死亡1万1532人 行方不明1万6441人 ■ 福島第一原発のもたらした事故は日本のみならず、世界中に迷惑をかけてしまった。 今すぐに原発を止めると混乱が起きるだろうから、段階的に「脱原発」を進めなければな…

北電は本州と電力融通増強

■東日本大震災被害者数(2011.03.31現在) 死亡1万1362人 行方不明1万6290人 ■北電は本州と電力融通増強 2018から2022年にLNG火発建設 北海道電力の佐藤佳孝社長は3月30日、東京電力福島第一原発の事故発生後初めての記者会見を札幌市内で行い…