発電の周波数統一の議論
■東日本と西日本の周波数の違い
北海道電力・東北電力・東京電力は50ヘルツ
中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力は60ヘルツ
■発電の周波数統一の議論
発電の周波数統一の議論は猛暑などによる電力不足のたびにあったが、その都度立ち消えとなった。電力各社が「他地域に供給するよりは、万一の備えとして自社に供給余力を残しておきたい」と、二の足を踏んだともいわれている。また、「周波数を統一すれば、現在は地域独占の各社間の競争が激化する可能性がある」(電力関係者)と、各社が電力の自由化を警戒してきた側面を指摘する声もある。
(2011.04.01北海道新聞より一部抜粋)
東日本大震災を教訓に、国策として周波数の統一はできないのだろうか?