2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

原発のごみ

こんなクイズをご存知だろうか。原発から出た放射性廃棄物は数万年にわたって危険なままである。それをどうするかというのが設問だ。 1:ロケットで宇宙に飛ばす 2:南極の氷の下に埋める 3:数万年間、人間が地上で管理する 答えは3の地層処分。出題者…

原発の危険性に青森は無関心か

青森県の下北半島は、原子力発電所や核燃料サイクル施設など原子力関連施設が集中する国内有数の地域だ。そのうちの一つが東日本大震災で建設が中断されている電源開発(東京)の大間原発である。 大間原発は津軽海峡を挟んで函館から最短距離で23キロしか…

寿命108歳は夢じゃない

■東北大学大学院ー血管炎症の抑制が効果 (血管内皮細胞での炎症反応を抑えると老化を遅らせ、寿命を延ばせることをマウスによる実験で突き止めたと2012年3月6日付けの米学術誌に発表した) 実験で生まれた「抗老化マウス」の平均寿命は約30%延び、日本…

健康条件守るたびがんリスク低下

■喫煙せず酒や塩分控えめ タバコを吸わない、お酒は飲み過ぎない、などの健康的な生活習慣や適正な体重といった条件が一つ増えるごとに、がんのリスクが男性で平均14%、女性で平均9%ずつ下がっていくとの研究結果を、国立がん研究センターのチームが3…

花粉症の救世主はダチョウ?

ダチョウの卵からスギやヒノキの花粉によるアレルギーを抑える抗体を取り出すことに京都府立大学のチームが成功したことが2月28日、分かった。企業と共同で、抗体を使ったマスクやエアコンフィルターなどを開発し、3月にも販売を始める。 チームの塚本康…

明るさLED素材の100倍

発光ダイオード(LED)に使われる無機蛍光体より100倍以上明るく、300度以上の熱にも耐えられる新たな有機蛍光体の開発に、北大大学院工学研究院の長谷川靖哉教授(物質科学)の研究グループが初めて成功した。2月28日、東京都内で開かれた新技術説…

震災がれき、函館の隣町のセメント工場で処理

東日本大震災の被災地復興の障害になっている震災がれきについて、国内セメント最大手の「太平洋セメント」が、北海道函館市の隣町の北斗市の上磯工場で受け入れる意向を示していることが、3月12日分かった。国は、民間企業にも受け入れ協力を求める方針…

東日本大震災1年

1万5千人を超える犠牲者を出し、戦後最悪の災害となった東日本大震災の発生から11日で1年となった。震災発生時刻の午後2時46分に合わせ、被災地をはじめ全国各地で鎮魂の祈りがささげられた。 政府主催の追悼式で遺族代表は「教訓を後世に語り継ぎ、…

サツマイモが食文化の源

「サツマイモは準完全栄養食品だ」。九州沖縄農業研究センター(都城拠点)の吉永優上席研究員はそう教えてくれた。「炭水化物やビタミン、ミネラルなど栄養素が豊富。タンパク質だけ補えば必要な栄養のほとんどを摂取できる」というのだ。 鹿児島の土壌は、…

トマトは脂肪肝に有効?

■メタボ退治?トマトに殺到 京都大学大学院の研究グループが「トマトはメタボリック症候群の予防に効果がある」との研究結果を発表した2月10日以降、トマトやトマトジュースの売れ行きが全国的に急速に伸び、道内でも品薄状態になっている。トマトの卸売…

パーキンソン病 ヒトES細胞で症状改善

■京大、ヒトES細胞で症状改善 パーキンソン病のサル さまざまな組織などになるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から、神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞を作り、パーキンソン病のサルの脳に移植して手足の震えや動きを改善させることに京都大の高橋淳准教…