2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メガソーラー普及に壁

通信大手のソフトバンク(東京)が道内での建設計画を表明したことなどで、発電量千キロワットを超えるメガソーラー(大規模太陽光発電)への感心が高まっている。道内では北電が6月から営業運転を始めた伊達ソーラー発電所のほか、稚内市と釧路管内浜中町…

有機農業の普及、技術向上を

■道南ネットワーク発足 生産者ら消費者と交流 【函館】渡島、檜山管内で有機栽培や自然農法に取り組む農業者でつくる「道南有機農業ネットワーク」が7月21日発足した。生産者同士や消費者との情報交換の場をつくり、栽培技術の向上や環境保全型農業の普及…

福島に学んで 脱原発社会へ踏み出そう

菅直人首相は、原発のない社会を目指す考えを表明したものの、閣内の合意も具体策もなく、反発を受けると、腰砕けになった。 「菅おろし」の政局も絡み、原発政策の行方はいまだに不透明だ。 しかし、私たちは福島第1原発事故の過酷な被害を目の当たりにし…

福島第一廃炉に数十年

■燃料除去2021年度から 内閣府の原子力委員会が、東京電力福島第一原発を廃炉にするまでの中長期にわたる工程表を検討していることが7月9日、明らかになった。この工程表では、使用済み燃料プールの燃料の3年後から取り出し、原子炉の燃料は10年後…

泊原発知事容認の方向

■泊3号機営業運転・知事容認の方向 高橋はるみ知事は7月15日の定例記者会見で、北電が試験運転を続けている泊原発(後志管内泊村)3号機の営業運転再開について、「道知事として、道民生活や産業活動を支える意味で、電力の安定供給を確保する責務があ…

被災農家受け入れ ハウス20棟建設へ

■被災農家受け入れの伊達 ハウス20棟建設へ 【伊達】東日本大震災で被害を受けた姉妹都市の宮城県亘理町から、イチゴ農家を受け入れる伊達市は7月5日、総事業費約2億4千万円を投じ、2・7ヘクタールの用地にビニールハウス20棟を建設する方針を明ら…

肉牛42頭の餌にセシウム含む稲わら 

■肉牛42頭の餌にセシウム含む稲わら 福島県内の農家 福島県は14日、同県浅川町の肉用牛農家が高濃度の放射線セシウムを含む餌のわらを牛に与えていたと発表した。4月8日から7月6日までの間に42頭が仙台市、千葉県、東京都、横浜市に出荷されている…

子ども45%微量被ばく

■福島県の15歳以下 原子力安全委が調査 福島第一原発事故で、原子力安全委員会は7月5日までに、国と福島県が3月下旬に実施した15歳までの子ども約千人を対象にした調査で、約45%の子どもが甲状腺被ばくを受けていたことを明らかにした。ただいずれ…

TPPは米国のエゴ

■北海道渡島管内七飯町で北大名誉教授の大田原氏が講演 環境保全型農業の推進と国際情勢をテーマにした講演会が6月29日、七飯町文化センターで開かれた。大田原高昭・北大名誉教授(農業経済学)が「環太平洋連携協定(TPP)に参加すれば食の安全・安…