高橋知事と周辺4町村長は原発を「評価」

泊原発の安全対策を申し入れ 高橋知事と周辺4町村長 原発は「評価」
 高橋はるみ知事は3月23日、東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受けて泊原発周辺4町村長と道庁内で意見交換し、泊原発の安全対策について国や北電に申し入れる方針を示した。
 4町村長は牧野浩臣泊村長、山本栄二共和町長、上岡雄司岩内町長、高橋昌幸神恵内村長。
 高橋知事は「(泊原発の)地元住民の不安が広がっている。安全性向上について国や事業者に要請していきたい」と強調。
 町村長側からは、原発の事故に伴う農水産物や観光への風評被害を懸念する意見が出され、高橋知事は万全な対策をとる考えを示した。
 また、原発については、地球温暖化の観点からも評価すべきだとする考えで一致した。
(2011.03.24北海道新聞より)