お茶カテキンが活性酸素を除去

◎免疫力のカギを握るのは「自律神経」。バランスがとれている状態こそが健康である。偏った自律神経の状態は血行を悪くして、病を招く。
●「毎日４〜６杯の緑茶」を飲む。
カテキンが活性酸素を消去、発ガン、病気を防ぐ。
　免疫力を高めるには、細菌やウイルスとたたかう作用を持つ白血球を活性化させることが不可欠です。その白血球の働きを高めたり、助けたりするのがポリフェノールです。強い抗酸化作用があり、活性酸素を消去して、老化や発ガンを防ぐ効果があります。ポリフェノールにはさまざまな種類があり、赤ワインや野菜ヤーコンにも含まれていますし、ブルーベリーのアントシアニンや、日本人に身近な緑茶に含まれるカテキンも、ポリフェノールの一種なのです。毎日摂ることを考えれば、一番手軽なのは、なんといっても緑茶でしょう。免疫力を高める為には、カテキンは１日約１ｇ摂取したいものです。緑茶１杯のカテキン量は、0・1〜２ｇなので、毎日４〜６杯をめどにのんでみて下さい。
　緑茶のカテキンあ、ビタミンＣより強い抗酸化作用がある。玉露や抹茶入りの緑茶なら、葉がまるごと摂取できるので、１杯あたりのカテキンの量も、もっと多く摂取できます。
（総合医療ビレッジ理事長・医学博士　星野泰三先生）