白血球が活性化し免疫力を上げる

◎免疫力のカギを握るのは「自律神経」。バランスがとれている状態こそが健康である。偏った自律神経の状態は血行を悪くして、病を招く。
●免疫力を上げる食べ物は「酢玉ねぎ」と「ゆでキャベツ」の組み合わせで白血球が活性化、免疫力がが高まる!
 免疫力を鍛えるいちばんの要素がファイトケミカルという成分。これは植物に含まれる色や苦味などの成分のことで淡色野菜に多く含まれています。
 玉ねぎはみじん切りにして酢漬けにしましょう。酢には薬効成分を抽出する働きがあるうえ、みじん切りにすることでエキスを逃がさず摂取できます。そして旬の春キャベツも積極的にとりたい野菜のひとつ。
 旬の野菜というのは成長成分が高くファイトケミカルが豊富なのです。食べ方としては、玉ねぎが生なので、キャベツは温野菜でとりましょう。ファイトケミカルを違った状態で摂取すると相互作用で白血球がより活性化され、免疫力が高まるからです。
■酢玉ねぎの作り方
1:玉ねぎ1個は、薄い半月切りにし、1時間放置する。
2:鍋に酢大さじ10とあら塩少々を入れて火にかけ、人肌くらいになったら火を止める。
3:2にハチミツ大さじ3を入れてとかし、1を加えて出来上がり。
4:密閉容器に入れる。冷蔵庫で1ヶ月保存可能。1日約10gずつとる。
■ゆでキャベツの作り方
1:キャベツ1/4個はざく切りにして、たっぷりの湯でサッとゆでる。
2:1をざるにあげて水をきる。1日キャベツ1/8個分くらい食べるのが目安です。
免疫力を上げる食べ物(2004.04.01発行「健康」より抜粋)