北海道産大豆で、みそ試作

北海道道産大豆で、みそ試作「ゆきぴりか」 北海道総研、新年度にも製品化
イソフラボンたっぷりの大豆「ゆきぴりか」=中央農試
 道立総合研究機構(道総研、札幌)は2月、高濃度イソフラボンを含む道産大豆「ゆきぴりか」を使った道産100%みその試作を始める。イソフラボン乳がん予防や更年期障害の緩和に効果があるとされ、道産大豆の生産拡大につながるものとして期待される。
 試作研究の中心となるのは中央農試(空知管内長沼町)。十勝管内の池田町農協からゆきぴりかの提供を受け、道内の複数の大手醸造会社で仕込み、年内に完成させる。これと並行し、ゆきぴりかの加工適性や食味、みそに残るイソフラボン量などを分析。新年度にも製品化したい考えだ。
(2011.01.10北海道新聞より)