人参の根部と茎葉の利用法

人参の根部と茎葉の利用方法について
【人参の根部】
 生のおろし、サラダ、たくあんやムカ漬けなど多くの漬け物類、おでんなどの煮込み料理など、数えきれないほどの料理法がある。乾燥して各種料理にも用いる。
 カロテン、リコピン、キサントフィルは加熱によって溶出し、油に溶けやすいので、吸収をよくするには煮物にするか、生の場合は油と一緒に摂る。また生の根部には、ビタミンCを酸化する酵素アスコルビナーゼを含むので、おろし大根と合わせないほうが良いという説がありましたが、実験の結果、その心配がないことが分かりました。
 大根やゴボウと同じように、甘味や栄養成分は皮の部分に豊富に含まれている。水とタワシで洗い、皮をむかずに調理して下さい。
【人参の茎葉】
 汁の実、お浸し、和え物、浅漬けなどの漬け物、油炒めなどに用いられます。人参葉を塩漬けにする場合は、軽くゆがいてからにしましょう。
 なお、人参葉には精油ピネンが含まれ、入浴材にしますと、湯冷め防止、肩こりや腰痛、リウマチや神経痛などに効果があるようです。
人参料理レシピ|人参ジュースの栄養や効能効果と保存のホームページへ進む