赤ビーツの原産地と呼称など

赤ビーツ(別名:ビートルート)の原産地と呼称
 赤ビーツの原産地は、地中海沿岸。初期の利用は葉に限られていたが、16世紀に入って根部も利用するようになった。
 わが国には18世紀(江戸時代の中・後期)に伝来したが、ほとんど普及せず、明治に入ってしばらくしてから利用されるようになった。
 カエンサイ(火焔菜)の言語は、生育期の畑がまるで赤い炎が燃えるように見えることに由来する。根の外観も切った中ももちろん濃赤色。まれに、黄色、白色のものもある。
 赤ビーツ(ビートルート)または単にビート(ビーツ)、うずダイコン(切り口がうずを巻いている大根の意)、珊瑚珠ダイコン、シャロムダイコン(シャムから来たダイコンの意)とも別称する。
 学名はBeta vulgaris L.var.cruentaで、サトウダイコン(シュガービート)やフダンソウ(リーフビート)のごく近い仲間である。アカザ科フダンソウ属の越年草です。
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