マクロビオティック料理の基本10か条

マクロビオティックとは
マクロビオティックは一般に玄米菜食による健康法と理解されておりますが、本来のマクロビオティックは、生活全般をできるだけ自然の秩序に合わせるようにしていくことにより、人間だれもがもつ天与の特性を最大限に磨き出していくことを目的としております。
マクロビオティック料理の基本10か条
1)献立の立て方:主食と副食の割合は6対4にします。
玄米は、人間に必要な栄養成分をバランスよく、しかも多く含んでいます。大切なのはその玄米を主食にして、食事全体の6割にすることです。
2)玄米の炊き方:おいしく炊いてこそ、玄米食は長く続きます。
収穫された玄米は、冬を越え、春を迎えるころにその性質を変えていきます。それに合わせ、洗い方と水加減を変化させましょう。
3)味噌汁の作り方:豆、麦、米の味噌を季節に合わせて使い分けます。
季節によって、体が欲する味噌汁の味と働きは変わります。豆、麦、米の味噌を使い分け、季節との調和を計りましょう。
4)材料のあつかい方:地の素材を、丸ごといただきましょう。
住んでいる土地の季節にとれたものを手に入れたら、小さな一切れの中にも、できるだけ全体が入るように調理します。
5)蒸し煮と重ね煮の仕方:素材から自然なうまみを引き出します。
よい素材には奥深いうまみが隠れています。素材そのものからうまみを引き出せば、それが天然のだしになります。
6)葉もののゆで方:多めの湯を使い、さらしたり絞ったりしません。
オーガニックの葉ものは甘みと栄養素の宝庫です。そのおいしさと滋養を逃がさないようにゆでましょう。
7)豆のゆで方:アクはゆでこぼしたり取り除いたりしません。
マクロビオティックではアクもうまみのうちと考え、アクも残らずいただけるように豆をゆでます。
8)乾物・海藻の戻し方:水につけすぎず、戻し汁も大切に使います。
風や天日に当てて水分を抜いた乾物や海藻は、味や栄養素が凝縮された食品。最小限の水で戻し、戻し汁も利用します。
9)揚げものの仕方:ほどよい揚げ頃は泡の出方で測りましょう。
揚げものはむずかしくありません。泡の出方に注意さえしていれば、こんがりおいしく揚がります。
10)魚のいただき方:お魚をいただくときは2〜3倍の野菜を。
魚介類にもさまざまな効能があります。いただくときは、2〜3倍の野菜をつけましょう。
(「マクロビオティック料理事始め」岡田昭子監修より一部引用)
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