食物繊維には三つのタイプがある

食物繊維には「不溶性」「水溶性」「サラサラ型」の三つのタイプがあります。
 かつて栄養学の世界では、食物繊維は栄養にならない食物のカスとされておりましたが、今では食物繊維は第6の栄養素と呼ばれ研究が進められております。その結果、食物繊維には三つのタイプがあることもわかってきました。
 大きく分けると水に溶けない不溶性と、水に溶ける水溶性の二種類があります。さらに水溶性食物繊維は、溶けたときの様子から果物や海藻に含まれるドロドロ型と、科学的に合成され清涼飲料や機能性食品などに使われるサラサラ型に分けることができます。ひと口に食物繊維といっても、三種類の食物繊維にはそれぞれ性質や働きに違いがあることもわかりました。
★機能性食品:栄養や味のほかに体調リズム調節、疾病の予防などの機能を重視した食品です。
不溶性食物繊維を含むもの
干し柿1個中8.7g/あずき(乾物)30g中5g/栗100g中4.5g/干ししいたけ2個中4g/おから40g中3.6g/切り干し大根20g中3.4g/ぞばザル1枚3g/ヤーコン100g中0.5g
水溶性食物繊維を含むもの
干し柿1個中2.7g/ごぼう40g中1.6g/オートミール40g中1.3g/ごま大さじ1中1g/ぞばザル1枚1g/トマトジュース1杯中0.6g/ほうれん草70g中0.5g/ヤーコン100g中2.1g
(NHKためしてガッテンより一部引用)
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