ごまレシピ 成分 効能

ごまレシピと機能性成分効能について
ごまは活性酸素を追い出し、からだのサビ化を防ぐ。
●ごまレシピ効く食べ方(1):大豆と合わせると、タンパク質のバランスがよくなる。
ごまに欠けている必須アミノ酸はリジン。これを補えれば、他のアミノ酸のはたらきが高レベルとなります。つまり、足りないものを補い合う食べあわせがよいわけですが、ごまと大豆、大豆製品はまさに理想的。大豆はリジンが豊富。一方、大豆に欠けている含流アミノ酸がごまを補うので相性が抜群です。冷やっこにごまをふるだけでも違います。
●ごまレシピ効く食べ方(2):ビタミンCと合わせると、コラーゲン効果も発揮。
ごまはビタミン、ミネラルに富んでいますが、ビタミンCがほとんど含まれていません。ビタミンCの豊富な食品と組み合わせれば、ごまの鉄と結びついてコラーゲンが形成され、皮膚や骨、目などを健康にし、免疫力を高めます。青葉のごまあえやごまドレッシングのサラダがおすすめ。
●ごまレシピ効く食べ方(3):すりごまはリグナン効果もアップ。成分が充分とれる。
ごまは香ばしく炒ってからすりごまにしますが、炒ること(加熱)によって、リグナンのセサモリンがより抗酸化作用の強いセサモールに変わります。
また、すりつぶすことでかたい種皮がこわれ、胃の中で消化酵素が中に入りやすくなります。ごま豆腐やごまのプリン、ムースもよい食べ方です。
●ごまの機能性成分
○ゴマリグナン:ルグナンは植物の根、種子などに含まれる物質。ゴマリグナンは作用の異なる数種類の物質の総称でごま、ごま油に含まれる成分。強い抗酸化作用がある。
○セレン:過酸化脂質などの分解を促進し、老化を遅らせる。免疫力強化、がん抑制などの作用が認められている。
リノール酸:食事からとる必要のある必須脂肪酸のひとつ。血中コレステロールを減らし、血圧を下げる。
オレイン酸:オリーブ油などに多い一価不飽和脂肪酸で、血中コレステロール低下、胃酸の分解調整などにはたらく。
フィチン酸:抗酸化作用があり、がんを防ぐ。腎結石、狭心症心筋梗塞を防ぎ、コレステロール低下、虫歯予防効果も認められている。
トリプトファン:体内に入って脳に運ばれ、精神安定、鎮痛、催眠などに効果のあるセロトニンをつくる。
ピラジン:炒りごまの香り成分のひとつ。ピラジンを吸うことで、血液がサラサラになる。
セサミン:ごま中に最多の成分。抗酸化力があり、ビタミンEを保護し、コレステロールを低下させる。肝機能の向上、アルコールの分解を早めて悪酔いを防ぐ。ビタミンE強化、コレステロール低下にはたらく。
○セサモリン:なまのごまに含まれる。抗酸化作用がある。
○セサモール:炒りごまに多く含まれ、強い抗酸化作用が認められる。
●ごまの主な効能
動脈硬化、貧血予防、骨・歯の強化、美肌、精神安定、老化防止