ごま料理 栄養 成分

ごまの栄養成分と料理方法について
ごまは黒ごまのほうが抗がんパワーが大。
ごまには白ごま、黒ごま、茶ごま、金ごまがある。ごま油の原料としては油分の多い白ごま、茶ごまが使われる。
有効成分を豊富に含む点ではどのごまも同様。リグナンはこれまで黒ごまより白ごまに多いとされていたが、黒ごまの表皮にタンニン系の成分(ポリフェノールの一種で新たなリグナン)が発見され、活性酸素を抑える力は黒ごまがやや勝ることがわかった。がん患者の延命には、黒ごまのほうが白ごまよりも効果が大きいと報告されている。
●ごま栄養成分
○脂質/54.9g
ごまの50%以上を占める。飽和脂肪酸、一価飽和脂肪酸オレイン酸)、多価不飽和脂肪酸をバランスよく含んでおり、ごま油は揚げものに使っても酸化されにくい。
○鉄/9.9mg
100gあたりの量では、鶏レバーより多いほど。ごまを頻繁に使えば供給源として充分期待できる。
○ビタミンE/2.5mg
老化防止に役立つ抗酸化ビタミン。ごまには他の食品のEも保護し、増強する作用があるので、含有量以上にEの効果が発揮される。
○カルシウム/2.5mg
ごまを仮に50gとれば、1日の所要量が満たされる計算だが、ごまのカルシウムは吸収が悪いので、小魚、乳製品など他のカルシウム食品と組み合わせてとる。
ナイアシン/5.4mg
糖質、脂質の代謝促進。酒を飲む前に練りごまといわれるのは、このナイアシンやリグナンの効果による。
★ごまのリグナンを100%生かす食べ方の料理方法は、必ず加熱することです。
から炒りして、数粒はねたらOKです。