りんごレシピ 成分 効能

りんごレシピと機能性成分効能について
りんごのペクチンが腸を守り、コレステロール値を下げる。
●りんごレシピ効く食べ方(1):毎日りんご2個で、生活習慣病が予防できる。
「1日にりんご1個を食べれば医者いらず」というのはヨーロッパの言い伝えですが、農業技術研究機構果樹研究所による実験から、りんごは顕著な健康効果があることがわかりました。
成人男女14人に毎日りんごを一個半〜2個(360〜480g。皮と芯を除いて生食)、3週間にわたって食べてもらったところ、動脈硬化などの原因となる中性脂肪が平均で21%減少し、一方で血液中のビタミンCは34%、腸内のビフィズス菌は15%増加したのです。りんごが生活習慣病の予防、健康増進に役立つことが証明されたわけです。
●りんごレシピ効く食べ方(2):皮ごと食べればペクチン効果が増大。
ペクチン(水溶性食物繊維)には整腸、肥満予防、血糖値低下大腸がん抑制などの効果がありますが、多く含んでいるのは皮の部分です。りんごを皮ごと食べる場合は、無農薬のものを選び、流水で洗います。
微量に含まれるオクタコサノールは、皮の表面にあるワックス成分です。筋肉痛やだるさの解消、心臓強化、耐久力をつけるなど、強力な疲労回復効果が認められています。皮ごとすりおろすほか、焼きりんごもよいでしょう。
●りんご機能性成分効能
○オクタコサノール:運動時のスタミナを高めたり疲労回復に効果がある。長い距離を飛ぶ渡り鳥は、果実からオクタコサノールをとっている。
クエン酸疲労の原因となる乳酸の発生を抑え、疲労回復、肩こり解消などに効果がある。
○リンゴ酸:新陳代謝を活発にし、疲労回復、食欲増進などに。クエン酸とともにりんごの酸味の元。
ポリフェノール:果肉にケルセチン、フラボノイド、皮にアントシアニンが含まれる。抗酸化、血圧効果などの作用がある。
○アミグダリン:抗がん効果がある成分でりんごの種に含まれる。種ごとホワイトリカーに漬けたりんご酒などで摂取できる。