小豆レシピ 成分 食べ方

小豆レシピと機能性成分について
小豆は利尿作用が非常に強く、急性腎炎のむくみに有効です。
●小豆レシピ効く食べ方(1):小豆は薄い塩味にして常備菜に。むくみや高血圧を防ぎます。
小豆は古くからかっけの薬とされ、漢方でも急性腎炎やかっけのむくみをとるために用いられてきました。これは、不足するとかっけになるビタミンB1を比較的多く含むからでもありますが、外皮に含まれるサポニンの利尿作用によるものと考えられます。小豆の利尿作用は非常に強力で、腎臓病に限らず、心臓病からのむくみにも効果があるとされるほどです。また、サポニンには血圧を下げる作用もあり、カリウムも多いので、小豆は高血圧の予防と改善に有効です。もちろん植物繊維も豊富ですから、動脈硬化やがんの予防にはたらきます。砂糖を加えて煮ると肥満につながり、逆効果です。ゆでこぼさず、薄い塩味にして常備菜にして下さい。
●小豆レシピ効く食べ方(2):小豆の煮汁は二日酔いや目の疲労回復に有効です。
小豆の煮汁には強い解毒作用があり、二日酔いに効くとされます。小豆の赤い色はアントシアニンという色素で、眼精疲労の回復や肝機能の向上、血圧の上昇抑制にはたらくポリフェノールです。煮汁にはアントシアニンが溶け出していますから、ゆでこぼさずに煮た小豆と煮汁も残さず摂取すれば、生活習慣病やがんの予防に効果が期待できます。
○小豆の成分:ビタミンB1/0.15mg 食物繊維/11.8g カリウム/460mg
★小豆のアントシアニンを100%生かす料理方法
水溶性の成分なので、煮汁に溶け出す。小豆は水につけて戻す必要ががないので、ざっと洗って2.5倍〜3倍の水とともに弱火でやわらかくなるまで煮るとよい。そして、煮汁ごと食べて下さい。鉄で変色するので、鉄鍋は使用しないこと。