ピーマン料理 栄養 成分

ピーマンの栄養成分と料理方法について
しし唐はピーマンの仲間です
しし唐はピーマンと同じ唐がらしの仲間。鷹の爪のような辛味種ほど辛味はなく、野菜として用いられる。カロテン量は緑色のピーマンより多いが、ビタミンC量は少ない。効用はピーマンと同様です。緑が濃く、細めで小ぶり、独特の匂いがはっきりし、つやのあるものを選びましょう。
●ピーマンの栄養成分
○カロテン/ピーマン400μg 赤ピーマン1100μg
皮膚や粘膜の健康や免疫機能を維持し、抗酸化作用もあり、がんを予防する。
○ビタミンE/ピーマン0.8mg 赤ピーマン4.3mg
赤ピーマンのEの含有量はかぼちゃに次ぐ多さ。活性酸素からからだを守り、老化・生活習慣病・がんを予防する。ビタミンCも充分含むので、より強い抗酸化作用が期待できる。
○ビタミンC/ピーマン76mg 赤ピーマン170mg
赤ピーマンの含有量は野菜中トップ。1/2個で一日のビタミンCの所要量が充分にとれる。ピーマンのビタミンCは加熱してもこわれにくいのが特徴。免疫力を高めて風邪などの病気を防ぎ、発がん物質の生成を抑制する。しみを防ぎ、肌にはりをもたせる。
○食物繊維/ピーマン2.3g 赤ピーマン1.6g
消化管のはたらきを促進し、便秘を予防・改善する。コレステロールの吸収を抑制する。
★ピーマンのピラジンを100%生かす食べ方の料理方法は、できれば生で食べる
新鮮で青臭さの強いものを、生で食べるとよい。緑のピーマンのほうが青臭いが、黄色や赤いピーマンは生食で活性酸素抑制作用が緑色のピーマンよりずっと強いので、その作用も期待できることから、甘味もあって食べやすい肉厚ピーマンの生食がすすめられる。また、匂いの成分は油に溶けるので、オリーブ油などのドレッシングを使うとよい。