白菜料理 栄養 成分

白菜の栄養成分と料理方法について
白菜は一個丸ごと買う
野菜には酸化酵素があり、カットによってはたらき始める。褐変するとビタミンCは酸化されるので、白菜は、できれば丸ごと買いたいものです。小ぶりで巻きがかたく、重いものを選び、外側から使うが、一番外の葉は捨てずに使った後の株に巻き、新聞紙で包んで乾燥を防ぎ、冷暗所に立てて保存します。切ったものを買う場合は断面が盛り上がっていないものが新鮮な白菜です。
●白菜の栄養成分
○ビタミンC/19mg 含有量はキャベツの半分以下で、それほど多くはないが、白菜は食べる量の多さでカバーできる。抗ウイルス作用、抗がん作用、抗酸化作用がある。鉄の吸収を助け、貧血を予防し、血中コレステロールを下げるはたらきもある。
○食物繊維/1.3g 便秘を予防・改善し、大腸がんを防ぐ。腸内有用菌をふやし、腸内環境を改善する。
カリウム/220mg 食塩の余分なナトリウムを排泄させ、血圧を下げる。腎臓の老廃物の排泄を促進する。すいようせいなので、煮物の汁も残さず食べましょう。
○カルシウム/43mg 骨粗しょう症を予防する。イライラや肩こりを防ぐ。
★白菜の有効成分を100%生かす食べ方の料理方法
○白菜のビタミンCは外葉と芯葉に多く含まれるので大きく切って煮込み、煮汁ごと食べるようにする。
○抗がんが目的なら生でサラダにします。イソチオシアナートなどの有効成分は加熱すると効力が落ちるので、生食がよい。洗ったものを食べやすく切ってサラダにする。