ねぎ料理 栄養 成分

ねぎの栄養成分と料理方法について
ねぎの種類について
根深ねぎは伸びるにつれて土を盛り、日光をさえぎって育てるため白い部分が長い。一般に長ねぎといい、関東地方でねぎおいえばこれを指す。関西地方では白ねぎとも呼ぶ。寒さに強く、関東から北に多い。下仁田ねぎ、深谷ねぎが有名。
葉ねぎは盛り土をせず、自然に育てたねぎで、青ねぎともいい、関西から西に多いが、栄養価が高いこともあって全国的に需要が伸びている。葉ねぎを若採りしたのが万能ねぎ。香りは似ているが、わきげはねぎとは別種。あさつきは近縁種。
●ねぎの栄養成分
○カロテン/根深ねぎ14μg 葉ねぎ1900μg
葉ねぎは緑黄色野菜の仲間。粘膜を強化し、感染症やがんを予防する。
カリウム/根深ねぎ180mg 葉ねぎ220mg
余分なナトリウムを排出させて血圧を下げる。エネルギーずくりにはたらき、筋肉の動きをよくする。
○カルシウム/根深ねぎ31mg 葉ねぎ54mg
骨粗しょう症を予防し、イライラ、肩こりを防ぐ。
○ビタミンC/根深ねぎ11mg 葉ねぎ31mg
抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗がん作用があり。血中コレステロール値を下げる。
○食物繊維/根深ねぎ2.2g 葉ねぎ2.9g
よくかむことでボケ防止に役立ち、便通をよくして大腸がん、コレステロールを減らして動脈硬化を予防する。
★ねぎの硫化アリルを100%生かす食べ方の料理方法は生で使う場合水にさらさない。
硫化アリルは揮発性なので、薬味用などに生食する場合は水にさらさずに使う。加熱する場合も大きめに切ってさっと火を通す程度にする。