たけのこレシピ 成分 食べ方

たけのこレシピと機能性成分について
たけのこはうまみ成分が脳を活性化して老化防止に効果。
●たけのこレシピ効く食べ方(1):旬のたけのこなら老化防止効果が高い
たけのこは独特のえぐみがあります。この原因は、タンニン類やアルカロイド類、蓚酸によるアクとたけのこ特有のホモゲンチジン酸と呼ばれる物質です。
ゆでたたけのこを切ると出てくる白い粒子のような成分はチロシンといってたけのこの旨味の元とされるアミノ酸の一種ですが、ホモゲンチジン酸はこのチロシンが変化したもの。つまり、たけのこを下ゆですれば、アクが除かれ、えぐみの元は旨味に変わるわけです。
チロシンは新陳代謝を促進し、たいないのホルモンの生成を盛んにして脳を活性化し、老化防止にはたらきます。旬のたけのこにはホモゲンチジン酸が多く含まれています。ほのかなえぐみは旨味。旬にしかない味が老化防止に強力です。
●大豆レシピ効く食べ方(2):魚介類と組み合わせて肝機能を強化
たけのこには食物繊維が多いので、便秘を改善して大腸がんを予防し、コレステロールを減少させます。タウリンの多い魚介と組み合わせると、肝機能強化にもはたらきます。また、たけのこはカリウムを含みますから、高血圧の予防に有効。アスパラギン酸グルタミン酸などのアミノ酸も多く、体内のタンパク質の合成をスムーズにします。
●たけのこの機能性成分
チロシン:たけのこ特有のアミノ酸の一種。新陳代謝を促進し、体内のホルモンの生成を盛んにして脳を活性化し、老化防止にはたらく。
アスパラギン酸アミノ酸の一種。スタミナをつける。
グルタミン酸アミノ酸の一種。水に溶け、旨味がある。
○その他のアミノ酸:リジン、アラニン、メチオニン、フェニールアラニンなども含まれれいる。