たけのこ料理 栄養 成分

たけのこの栄養成分と料理方法について
かまずにいられないたけのこで、ボケ防止を
かむ回数が多いほど、ボケを防止し、糖尿病などの生活習慣病になりにくいといわれる。また、よくかむほど、記憶力がアップするというデーターもでている。
肉じゃがよりは、たけのこやごぼうを使った筑前煮のほうがかむ回数が多くなる。弾力性があってかまずにはいられないたけのこのような野菜を料理にうまく加えることも適切なボケ防止策といえるでしょう。
●たけのこの栄養成分
カリウム/520mg いも類にも並ぶ含有量で、野菜の中ではトップクラス。塩分のとりすぎによる血圧の上昇を抑える。利尿作用で体内の余分な水分を排泄させむくみをとる。
○タンパク質/3.6g 野菜の中ではやや多い。心身の機能を活性化する。
○食物繊維/2.8g とくに根元側に多く含まれる。便秘を改善し、大腸がんを予防する。腸でのコレステロールの吸収を抑制する。ブドウ糖の吸収速度をゆるやかにし、食後の急速な血糖値上昇を抑え、糖尿病を予防・改善する。発がん性物質など腸内の有毒物質の排出を促進する。
★たけのこのチロシンを100%生かす料理方法
○ぬかと赤唐辛子でゆでるのがコツ
市販品を買ってきたら、早めにゆでる。皮付きのまま、たっぷりの水にぬかと赤唐辛子を加えてゆでるると、アクだけが抜けてうま味のチロシンは逃げない。ゆで汁に入れたまま冷まし、皮をむいて使うが、切ったときに出る白い粒子がチロシンなので水に流さないようにしましょう。
○わかめとは絶妙のコンビ
わかめとたけのこは旬がおなじで若竹煮がよく知られている。わかめはカルシムやマグネシウム、ビタミンAが豊富。これらはたけのこには欠けているので、二つを合わせると栄養バランスがとれ、しかも味が合う。