レタス料理 栄養 成分

レタスの仲間と栄養成分や料理方法について
野菜レタスの仲間。
レタスは、一般にレタスと呼ばれている結球する(丸く葉が巻く)タイプとしないタイプに分けられる。結球しないものに、サニーレタス、リーフレタス(グリーンカール、プリーツレタスなどとも呼ぶ)、ローメインレタス(コスレタス)、サラダ菜などがある。レタスは一年中出回っているが、産地によって旬がある。露地ものの旬のレタスは味も栄養価もよい。農薬が心配な場合は外側の葉を一枚除き、流水でよく洗う。
●レタスの栄養成分
○カロテン:粘膜を丈夫にし、風邪などの感染症や視力低下を防ぐ。がんを予防する。
レタス:240μg サラダ菜2200μg サニーレタス:2000μg リーフレタス:2300μg
○ビタミンC:肌にはりをもたせ、粘膜や骨を強める。
レタス:5mg サラダ菜:14mg サニーレタス:17mg リーフレタス:21mg
○ビタミンE:血管などの老化を防ぐ。冷え性更年期障害の症状を改善する。
レタス:0.3mg サラダ菜:1.6mg サニーレタス:1.3mg リーフレタス:1.4mg
○食物繊維:消化管のはたらきを促進し、便秘を予防・改善する。コレステロールの吸収を抑制する。
レタス:1.1g サラダ菜:1.8g サニーレタス:2.0g リーフレタス:1.9g
★レタスのビタミンEを100%生かす料理方法
同じ食べるなら葉の縮れたサニーレタスやリーフレタスが断然おすすめ。
普通のレタスに比べてカロテンは8.5倍〜9.5倍、ビタミンCは3〜4倍、食物繊維は2倍近い含有量。ビタミンEも豊富で、4〜5倍多く含む。Eは脂肪性なので、植物油でさっと短時間に炒めて汁ごと食べるとよい。短時間の加熱ならビタミンCの消失も少なく、汁ごと食べれば溶け出した分も摂取できる。量が食べられればEもCもかなりプラスになる。