キャベツ料理 栄養 成分

キャベツの栄養成分と料理方法について
キャベツのビタミンCは部位で含有量が違う。
キャベツ全体の平均値を100とすると、外葉は126%、中葉は90%、内葉は87%、芯葉は116%となっております。外葉ほど含有量は多いのですが、農薬は外葉の葉に残留していると考えられるので、外葉を1〜2枚は捨て、残りは流水でよく洗うようにしましょう。
また、千切りにしたものをシャキッとさせるために、冷水にさらすことがありますが、ビタミンCなどの水溶性の成分が40%ほど流失すると考えられますので、刻む前に水にひたすほうが得策です。
●キャベツの栄養成分(100g中)
○カルシウム43mg(芽キャベツ37mg):肩こりやイライラ、骨そしょう症を予防します。
カリウム200mg(芽キャベツ610mg):ナトリウムによる高血圧を予防します。
○ビタミンC41mg(芽キャベツ160mg):活性酸素の害を防ぎ、動脈硬化をはじめとした生活習慣病やがんを予防する。芽キャベツは赤ピーマンに次いで含有量が多いです。
○カロテン50μg(芽キャベツ710μg):芽キャベツにはβ-カロテン、ルテインが豊富。抗がん効果が注目されます。
○食物繊維1.8g(芽キャベツ5.5g):便秘や腸疾患、生活習慣病の予防と改善にはたらきます。
★キャベツのビタミンUを100%生かす料理方法は生食やジュースで
水溶性のビタミン様物質で熱に弱いので生食やジュースにして飲むのがよいレモン汁を加えるとより効果的。抗がん作用をもつ注目の成分も生のほうがより多く摂取できます。
●グリーンボール
ボールのように丸いキャベツで春から秋口にかけて出回る。100g中ビタミンC47mg、カリウム270mg、カルシウム58mg、食物繊維1.6gで、食物繊維以外はキャベツより含有量が多いです。
●紫キャベツ
レッドキャベツ、赤キャベツともいう。かためだが、サラダや彩りに使うことが多い。抗酸化物質のアントシアニンを含んでいます。