トマト料理 栄養 成分

トマトの栄養成分と料理方法について
●毎日食べたいトマト。夏は生、冬は煮込んで
トマトの旬は夏。夏の野菜はからだを冷すといわれる。
リコピン摂取のためには、毎日食べたいトマトだが、基本的には夏は生をそのまま、冬は煮込んで食べるようにようにします。ただし、夏でも冷房が効いている部屋に一日中いるような場合は、加熱調理したトマトがおすすめです。からだを冷しすぎるのは避けたい物です。
●トマトの栄養成分
○カロテン/540μg(ミニトマト/960μg):成熟とともに増加する。粘膜の生成と保護にはたらき、病気への抵抗力を強める。がんの抑制にもはたらく。
○ビタミンC/15mg(ミニトマト/34mg):なり口側に最も多く含まれる。コラーゲンの生成を助け、細胞を丈夫にする。また、発がん物質の生成を抑制する。
○ビタミンE/0.9mg(ミニトマト/0.9mg):カロテンの酸化を防ぎ、細胞膜を健康に維持する。過酸化脂質の生成を抑え、老化を防止する。
カリウム/210mg(ミニトマト/290mg):食塩の余分なナトリウムを体外に排出させ、高血圧を予防する。
●プラム型ミニトマト「アイコ」成分分析結果(日本食品分析センター調べ)
糖分:アイコ6.7g/100g 従来のミニトマト5.8g/100g
リコピン:アイコ13.7mg/100g 従来のミニトマト6.96mg/100g
総ビタミンC:アイコ30mg/100g 従来のミニトマト34mg/100g
遊離グルタミン:アイコ227mg/100g 従来のミニトマト177mg/100g
液定酸度:アイコ0.36g/100g 従来のミニトマト0.65g/100g
★トマトのリコピンを100%生かす料理方法は植物油で炒めます。
リコピンは水に溶けず、油を加えると吸収率が高まる。ビタミンEが多い植物油で炒めるなど、加熱調理で煮汁も食べられる料理にするとよい。ミニトマトを使うとビタミンCやカリウムなども多く、抗酸化効果だアップする。