イカ刺しには辛味大根

 ◎函館市が新たな特産品を目指し栽培している辛味(からみ)大根が20日、初出荷された。おろしてそばにかけるのが一般的だが、函館名物イカの刺し身との相性も抜群という。
 長さ約十五センチのカブのような形が特徴で、京都が特産地。道内の生産量はごくわずかという。函館市は3年前から試験栽培に着手し、今年は市から委託を受けた市内の農家二軒が栽培。
土中で丸々と育ったダイコンを一本ずつ手作業で収穫した。
 この日は函館市湯の川温泉街の旅館などに約300本を1Kg約400円で出荷。収穫は11月まで。
北海道新聞夕刊一部抜粋)