れんこんレシピ 食べ方 成分

れんこんレシピと機能性成分について
れんこんのビタミンCとムチンが美肌をつくり、老化を防ぐ。
●れんこんレシピ効く食べ方(1):水にさらさず、さっと炒め、有効成分を最大限に摂取。
ビタミンCのほかに注目されるのは、ムチンとタンニンなどのポリフェノールです。ムチンは、れんこんを切ったときに糸を引く、粘りの成分で、老化防止に有効。ポリフェノールは、切ったれんこんを茶色くさせる成分で、抗酸化作用が認められています。れんこんは水や酢水にさらして調理をすることが多いのですが、ビタミンCやムチン、ポリフェノールは水に溶け出す成分です。れんこんを食べるなら、これらの有効成分は最大限摂取したいもの。そこで切ったものは、水にさらさず、下ゆでもせず、すぐに炒めるようにしましょう。手早く炒めれば、ビタミンCの消失も少なくてすみます。
●れんこんレシピ効く食べ方(2):ごぼう、人参と煮れば抗がん作用は強力。
ペルオキシターゼという発がんを抑制する酵素が、れんこんとごぼうに多量にああることが判明しております。この酵素は熱に強いので、人参を加えて炒め煮にすれば、カロテンの作用もプラスされ、がん予防に有効な一皿になります。
○れんこん成分:ビタミンC/48mg 植物繊維/2.0g
●れんこん機能性成分
○ムチン:ヌルヌルした粘りの成分で、胃の粘膜をうるおし、保護する。タンパク質や脂質の消化を促進するので、胃の負担を軽くする。また、細胞を活性化し、老化を防止する。
○タンニン:ポリフェノールの一種。高濃度で含まれると渋柿のように不快に感じる渋味となる。多量にとると、便がかたくなる。殺菌作用のほか、活性酸素を除去する抗酸化作用がある。