モロヘイヤ料理 成分 効能

モロヘイヤ料理と機能性成分効能について
モロヘイヤは文句ナシの栄養価。さすが「王様の野菜」
●モロヘイヤ料理:粘りが強壮効果の元。老化予防におすすめ。
モロヘイヤは葉をゆでて刻むと粘りが出てきますが、これはムチンで、老化予防、疲労回復や滋養強壮に有効です。ゆでて刻んだモロヘイヤに、しょうゆをかけて食べるだけでも、かなりの栄養補給にまり、疲労回復作用も得られますが、同じ粘りの成分を含むやまのいものとろろや納豆を加えることをおすすめします。また、ごま油をひとふりしてもよいでしょう。モロヘイヤに多量にあるカロテンやビタミンEの吸収率がアップし、抗酸化作用も大いに期待できます。
●モロヘイヤ料理:スープにすれば、美容にもがんにも効果大。
モロヘイヤはビタミンB群・ビタミンCなど、水溶性の成分も豊富です。下ゆでせずにサット炒めてスープにすれば(アクはとる)、これらの成分がまるごと利用できます。赤ピーマンやブロッコリーなどビタミンCの多い野菜をプラスすること。また、美容ビタミンといわれるビタミンB2の作用をバックアップする鶏肉や豆腐など良質のタンパク質を加えることもお忘れなく。
●モロヘイヤの機能性成分
○ムチン:糖とタンパク質の複合体。胃の粘膜を保護し、肝臓と腎臓の機能を高める作用がある。タンパク質を効率よく活性させるはたらきがあるため、スタミナが増強する。細胞を活性化し、老化を防止する。
○ニコチアナミン:あしたばなどにも含まれ、血圧を下げる作用がある。本態性高血圧に効果があるとされる。
●モロヘイヤの主な効能
がん予防、動脈硬化、高血圧症、糖尿病、精神安定、貧血予防などです。