ピーマンレシピ 成分 効能

ピーマンレシピと機能性成分効能について
各色のピーマンを食べれば、サラサラ血液でがんも抑制。
●ピーマンレシピ効く食べ方(1):さっと炒めてビタミンCもβ-カロテンもたっぷり摂取。
栄養成分値をみると、β-カロテンは赤ピーマンが断然豊富ですが、緑のピーマンは黄色のものより上回っています。ビタミンCは緑のピーマンが最下位ですが、それでも100g中76mgという多さです。ピーマンにはビタミンPも多く、ビタミンCの吸収を助けます。また、ピーマンのビタミンCは加熱しても簡単にこわれないのも特徴です。から、調理としては、β-カロテンの吸収を高めるように植物油で炒めるのが一番。
●ピーマンレシピ効く食べ方(2):匂いの成分が効く。赤・黄ピーマンは生食で。
ピーマン独特の青臭さ成分はピラジンで、血が固まるのを防ぎ、脳梗塞心筋梗塞の予防と改善に有効。また、黄色や赤いピーマンは生食による活性酸素抑制作用が強い、と考えられている。
●ピーマン機能性成分
ピラジン:ピーマンの青臭さの成分。血液が固まるのを防ぎ、サラサラにする作用があり、血栓によっておきる脳梗塞心筋梗塞を予防・改善すると考えられている。また、血圧を下げる作用もある。
クロロフィル:緑の色素で葉緑素ともいう。旬のピーマンにはより多く含まれ、コレステロールの吸収を防ぎ、血液を浄化する作用があるといわれる。遺伝子が傷つくことを防ぐ作用、がん抑制作用がある。
カプサイシン:辛味成分。ピーマンにはごく少量だが含まれる。抗酸化作用があり、肥満の改善に有効。
○テルペン:特有の匂いや苦味の成分。発がん抑制作用が認められている。
ビタミンP:水溶性のビタミン様物質。ビタミンCの吸収を高め、酸化を防ぐはたらきがある。
●ピーマン効能
がん予防、動脈硬化、高血圧症、脳卒中疲労回復、美肌効果などです。
★豆知識:ピーマンは、フランス語でトウガラシを意味する「ピメント」がなまった言い方。