人参レシピと機能性成分効能

人参レシピと機能性成分効能について
人参はカロテンの宝庫で代表的な抗がん食品。
●人参レシピ効く食べ方(1):毎日1/5本を炒めて食べればβ-カロテンの必要量がとれる。
人参には体内で必要に応じてビタミンAに変換されるβ-カロテンが豊富です。ビタミンAの一日の所要量は540〜600μgですが、人参は1/5本で所要量クリアできるほどの含有量です。生で食べるとβ-カロテンの吸収率は10%、油で調理すると60%と大幅に違います。
●人参レシピ効く食べ方(2):ビタミンC・Eをプラス。がん予防が強力に。
β-カロテン、ビタミンC・Eのトリオはがん予防に効果大。フルーツとサラダにしてオリーブ油とレモンをかけたり、ブロッコリーやジャガイモとクリームシチューにして盛りつけにアーモンドを散らすのも上手な食べ方です。
●人参の機能性成分
クロロフィル:植物の緑色の色素。抗酸化作用があり、発がんを防止する。コレステロール値を下げ、血栓を防ぐ。加熱に弱い。
○ステロール:動物、植物、どちらにも含まれる成分で、がんを予防する。
○テルペン:柑橘類に顕著な香りや苦味の成分だが、人参にも含んでいる。がん予防効果が期待される。
リコピン/アントシアニン:赤や赤紫の色素成分で、がんや生活習慣病を防ぐ。
※カロテンと上記の成分で抗がんにはたらく。相乗効果で、「すい臓がんになる確率が減る」「肺がんによる死亡者を減らせる」ことが報告されている。
●人参効能
がん予防、動脈硬化、高血圧症、冷え性、眼精疲労などです。
★豆知識:人参の学名はDaucus carota L(ダウクス カロータ)。「体を温める赤いもの」という意味です。
人参料理レシピ|人参ジュースの栄養や効能効果と保存のホームページへ進む