なすレシピ 成分 効能

なすレシピと機能性成分効能について
なすは皮の紫色がクスリに。がん抑制効果はトップクラス。
●なすレシピ効く食べ方(1):皮つきの油炒めは、老化防止効果がプラス。
がん抑制効果を得るには、皮をむく焼きなすよりは、皮付きのまま植物油で炒めて食べること。ビタミンEもいっしょに摂取できて老化防止も期待できます。
●なすレシピ効く食べ方(2):ぬか漬け+鉄くぎでナスニンが増す。
なすの色をきれいに漬け上げるには鉄くぎをガーゼに包んでいっしょに漬けるとよいといわれます。鉄イオンが色素と結合して安定するため色よく仕上がるわけですが、これはナスニンの摂取量も多くなるので、がん抑制効果を得るためにもよい方法です。
また、なすにはコリンという結合体があり、血圧を下げる、動脈硬化を防ぐ、胃液の分泌を促す、肝臓のはたらきをよくするなどの作用が認められています。さらにコレステロールの害から守ることも報告されています。
●なす機能性成分
○ナスニン:なすなど16種の野菜と果物の抽出成分を使い、魚や肉の焼き焦げのなかにある発がん性物質に対する抑制作用を調べた実験(農水省、食品総合研究所食品機能部)では、なすは生でも加熱しても抑制効果は82%台で、80%を超える物はなすだけであり、このがん抑制作用はなすの皮の色素、ナスニンによるものと考えられると報告されています。
アルカノイド:なす科の野菜に多い、窒素を含み、塩基性を示す化合物で、がん細胞の増殖抑制や腫瘍の成長抑制などの作用がある。
○コリン:脂肪肝を防ぐ作用があることから発見された、体内で合成される水溶性のビタミン。血圧を下げる、動脈硬化を予防するなどのはたらきもある。
●なす効能
ガン予防、動脈硬化、高血圧症,夏バテなどです。