トマトレシピと成分・効能

トマトレシピと機能性成分効能について
トマトはリコピンやカロテンが強力にガンを抑制。
●トマトレシピ効く食べ方(1):加熱調理で抗酸化作用がアップ。
リコピンの抗酸化作用は、β-カロテンの2倍と断然強く、強力に過酸化脂肪の生成を抑制します。つまり、リコピンをたくさん摂取すれば、細胞を酸化から守り、ガンを抑制することもできる。リコピンは生より加熱調理したほうが吸収率が高くなります。ビタミンEの多い植物油などで炒めれば、さらに強い抗酸化作用が期待されます。
●トマトレシピ効く食べ方(1):ジュースなど加工品を利用して毎日摂取。
積極的にトマトを摂取するにはジュースやケチャップなども利用すること。ただし塩分無添加のものを利用しましょう。
●トマト機能性成分
リコピン:トマトの赤い色素成分。完熟するほど増える。ビタミンAには変換されないが、独自に強力な抗酸化作用をもち、活性酸素を除去して、ガンやアレルギー、老化を予防する。金時人参、柿、すいかの赤い色もリコピン
ピラジン:ピーマンに顕著な青臭さの成分だが、トマトにも含まれている。血が固まるのを防ぐはたらきがあり、血栓による脳梗塞を予防する。
○α-リノレン酸青じそなど香りの強い野菜に多いとされるが、トマトにも比較的多く含まれている。ガンやアレルギーなどの予防に効果が認められている。
クエン酸/リンゴ酸:トマトの酸味成分。油分のしつこさを消し、疲労回復に効果がある。
○セレン:抗ガン作用のあるミネラル。
アミノ酸:旨味成分のグルタミン酸アスパラギン酸が豊富に含まれている。
○その他の成分:胃潰瘍に有効なビタミンUと、血圧を下げる作用のあるγ-アミノ酪酸ギャバ)、ポリフェノールのケルセチン、クロロゲン酸も含んでいる。
●トマトの主な効能
高血圧症、動脈硬化、ガン予防、便秘、精神安定などです。