玉ねぎレシピ 成分 効能

玉ねぎレシピと機能性成分効能について
玉ねぎは1日50gで、血液をサラサラにする効果が高い。
●玉ねぎレシピ効く食べ方(1):ビタミンB1食品と合わせて疲労回復、集中力アップ。
玉ねぎは水にさらしたり、加熱すると効果は弱まるとされます。ビタミンB1の多い豚肉やハムと、生の玉ねぎをサラダにして食べましょう。
●玉ねぎレシピ効く食べ方(2):生食すれば、血糖値を下げ、糖尿病に有効。
玉ねぎの辛味成分には、血液中のブドウ糖代謝を促進し、血糖値を下げる硫化プロピルという成分があります。この成分は生の玉ねぎに多いので、血糖値を下げたい場合は、生食を。
●玉ねぎレシピ効く食べ方(3):加熱すれば、血中脂質を減らし、動脈硬化を予防。
玉ねぎの硫化プロピルは短時間加熱するとトリスルフィドに、長く煮込むとセパエンに変わります。これらの成分は粘ついた血液をサラサラにして、コレステロール中性脂肪を減少させる作用や血圧を下げる作用があるとされる。たっぷりとるには加熱しますが、切ったた玉ねぎを15分以上おいて調理すること。また水溶性なので煮汁ごと食べる料理が効果的です。玉ねぎのどの効用も1日50g食べれば効果がでる。
●玉ねぎ機能性成分
○アルシン:玉ねぎの香り成分で、体内でビタミンB1の吸収を高め、B1のはたらきを長時間持続させる。また、食用増進、消化促進、発刊作用などがあり、血栓防止作用もある。
○硫化プロピル:玉ねぎの辛味成分。生のたまねぎに多く含まれ、高い血糖値を下げる作用があり、糖尿病の予防と改善に効用が認められている。また、糖尿病の合併症を予防することも確認された。
○トリスルフィド/セパエン:硫化プロピルが過熱によって変性する成分。コレステロール中性脂肪を減らし、動脈硬化を防ぐ。また、血圧を下げる作用もあるので高血圧症にも有効。
○ケルセチン:玉ねぎの黄色い色素で皮に多い。強力な抗酸化作用をもつ、ポリフェノールの一種のフラボノイド。玉ねぎのフラボノイドの効果としては、1週間に7回以上食べる人は3〜4回食べる人より心筋梗塞がおきにくいという調査報告が出ている。
●玉ねぎ効能
動脈硬化、高血圧症、糖尿病、疲労回復、精神安定、不眠症などです。
★豆知識:古代エジプトではピラミッドを築く労働者に精のつく野菜として玉ねぎを食べさせたという記録が残っている。