野菜ヤーコン

万病のもとを断ち切る話題の野菜ヤーコン。オリゴ糖ポリフェノールの宝庫ヤーコンは糖尿病の切り札。
■ヤーコンとは
 1985年、ニュージーランドから、ペルー産の系統が日本の種苗業者によって導入されたという新顔の野菜。
ペルーを中心にアンデスの高原地帯で、古くから食用にされてきたキク科の多年生の草本(ヒマワリやダリア、キクイモの近縁)でさつまいものような形をしています。形はさつまいもに似ていますが、まったく澱粉を含まず、ごぼうと同じキク科の植物。果物のように利用されてきたといいます。
■フラクオリゴ糖は水溶性の成分なのでジュースか汁ごといただくメニューで
 食べてみると、かすかな甘味とアクがあり、ナシとレンコンと大根を足して割ったような感じです。アクがあるので、皮をむいて水や酢水にさらしたり、下ゆでする、電子レンジで熱処理するなど、アク抜きをしてから調理します。芋の部分は生でのサラダのほか、天ぷらやいためもの、煮物などにと幅広く使えます。
また、フラクオリゴ糖は水溶性なので、汁ごといただけるカレーライスなどの調理が得策でしょう。
■ヤーコン茶
 ヤーコン葉やヤーコン茎部分は、血糖値を抑えるといわれており、ヤーコン茶として話題になっています。たくさん収穫したら作ってみましょう。
1):霜の降りる前に、株元より20cmくらいのところで切りとり、直射日光でよく乾燥させる。
2):水分がすっかりなくなったら刻み、平鍋で焙煎してお茶にする。
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