ヤーコン栽培方法

ヤーコンの栽培方法
 寒冷地である北海道函館市内の平地での栽培方法です。また、自己流ですので地域や環境で異なりますので注意して下さい。
 ヤーコンは独自の成分を葉から分泌して、病害虫から自分を守っているので、とても強健です。そのため無農薬栽培ができるそだてやすい野菜です。ただし水はけの悪い場所や日当たりの悪い場所は著しく生育を阻害します。
1)前年から育てていて、種芋を保存していたとき、あるいは種芋を購入したときは、芽が伸び2葉以上になったら根毛を傷つけないよう切り離すか、芽をつけて2〜3個に切り分け、3月中旬に直径9cm以上のポットに仮植えして、霜にあたらないよう5月15日頃桜が散る頃畑に定植えします。
5月20日頃でも遅霜の心配がありますので、週間天気予報を確認し畑に定植えしましょう。
特に寒冷地の場合はハウス内の暖房温度管理が必要です。
2)定植えする2〜3週間前に石灰を散布し土とよく混ぜておき、その1週間後に1㎡あたり完熟堆肥をバケツ1〜2杯すき込んで深く耕し、充分に土と混ぜておきます。
3)畝は高さ25〜30cmの高畝、畝幅90〜100cm、株間60〜90cmとし10cmほどの深さの植え穴を掘り、植え付けます。草丈1.5〜2.0mに育ち、葉も大きく、茎も10本以上になり広がりますので、株間が狭いと大きなヤーコンは採れません。
マルチをすると雑草は生えにくいが、地温上昇によりヤーコンの品質は低下します。
原産地は南米のペルーで、人間とって厳しい環境ですがヤーコンにとっては適地です。
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