世界最高齢男性は北海道足寄町の112歳

■世界最高齢男性は北海道足寄町の112歳
 ギネス世界記録の「世界最高齢の男性」として、北海道足寄町の112歳、野中正造さんが認定され、4月10日、認定証が贈られました。
野中正造さんは明治38年7月25日生まれ。10日で、112歳と259日です。
明治から平成にかけて4つの元号にわたる時代を生きてきました。
野中さんは、現在暮らしている足寄町の温泉宿で「世界最高齢の男性」の認定証を受け取りました。
野中さんは笑顔で受け取り、家族と一緒にVサインを出しました。
足寄町の安久津勝彦町長もお祝いにかけつけ、町民栄誉賞の表彰状とケーキを贈りました。
ケーキを口にした野中さんは「おいしいな」と話し、「ありがとう」と手を合わせていました。
野中さんは1日に3食をしっかりとり、大好きな相撲や音楽の番組をテレビで見て生活しているということです。
90歳以上離れたひ孫の黒畑公希さん(20歳)は「今でも受け答えできるのがすごいです」と話していました。
また足寄町役場には世界最高齢を祝う垂れ幕も下げられました。
ギネス世界記録によりますと、男女を通じての世界最高齢は去年7月に117歳139日で認定したジャマイカの女性でしたが、亡くなったため、現在、調査中だということです。