函館 まきストーブづくり盛ん

函館 まきストーブづくり盛ん
 冬を前に、函館市の板金工場では、まきストーブづくりが最盛期を迎えています。
函館市新川町にある板金工場では70年ほど前から毎年まきストーブをつくっていて、冬を前にいま作業が最盛期を迎えています。
 工場では1日におよそ120台のまきストーブをつくっていて、9人の職人がすべて手作業で厚さ0.6ミリの鉄板を切り取り、金づちでたたいてストーブに仕上げていました。
 倉庫や作業場で使う農家や漁業者の人たちに人気だということで、ことしはおよそ1万6000台を道内や東北のホームセンターなどに出荷するということです。
 専務の高岸昌寛さんは「まきストーブをつくる技術にさらに磨きをかけ、よりよい製品を多くの人に届けたい」と話していました。