函館観光客増加へ「一翼を担いたい」

■函館の観光客増加へ「一翼を担いたい」 バニラ成田線就航
 【函館】格安航空会社(LCC)バニラ・エア(千葉県成田市)は2月19日、函館―成田線で定期便の運航を始めた。同社の道内路線は新千歳―成田線に次ぎ2路線目で、函館空港への国内LCCの就航は初めて。
 使用機材はエアバスA320―200型(180席)。1日1往復で通年運航する。運賃は最安値で片道4990円と大手航空会社の半値ほどで、道南の観光業界は首都圏の若者層の掘り起こしや、成田で乗り継いで函館に入る訪日客の利用を期待している。
 函館空港での記念行事で工藤寿樹市長らがテープカットし、同社の石井知祥(とものり)会長は「函館市が掲げる『2020年に外国人観光客100万人』の目標達成の一翼を担いたい」と述べた。
 同社は函館―関西線を3月18日〜4月5日に季節運航し、同型の機材で1日1往復する。
(2017.02.20北海道新聞より一部抜粋)