函館の五稜郭公園で桜の剪定

■函館五稜郭公園のサクラのせんてい
 サクラの名所として知られる函館市五稜郭公園で、春にきれいな花を咲かせるため、余分な枝を切り落とすせんてい作業が行われています。
函館市五稜郭公園は、ソメイヨシノを中心におよそ1600本のサクラが植えられていて、サクラの名所として知られています。
 公園の管理事務所では、春にきれいな花を咲かせるため、毎年この時期に余分な枝や枯れた枝を切り落とすせんてい作業を行っています。
 1月19日は、10人の作業員が雪に覆われた公園を訪れ、木のどの部分を取り除けば全体に栄養分が行き渡るか考えながらはさみやのこぎりを使って枝を切り落としていました。
五稜郭公園管理事務所の岩館栄主任管理員は、「サクラの花を楽しめるのは短い時間ですが、きれいな花を咲かせるにはこうした作業が欠かせません。ことしの春も多くの人に五稜郭のサクラを楽しんでほしい」と話していました。
せんてい作業は来月中旬まで行われ、例年だと4月下旬に開花を迎えるということです。