今年は4年に1度のうるう年

【うるう年ってどうしてあるの?】
 閏年は、地球の自転と公転に関係します。
★地球の自転とは北極と南極を軸にして1日1回地球自身が回ること。
公転は地球が太陽の周りを回転すること。
 地球が太陽の周りを一周する日数は365日と言われていますが、正確には365.2422日となります。1年で0.2422日(6時間)の誤差ができます。それが4年になると0.9688日(約24時間)となり、補正するために4年に一度の「閏年」が設けられたようです。
【その誤差は誰が気づいたのか?】
 1582年にローマ教皇であったグレゴリウス13世が「季節のズレ」に気付いたと言われています。当時使用していたユリウス暦(紀元前46年古代ローマから使用)の誤差を見抜き改良してグレゴリオ暦(現在の太陽暦)を作ったと言われている。
【日本の閏年はいつからか?】
 日本における「閏年」はグレゴリオ暦ではなく1898年(明治31年)に神武天皇即位紀元(『日本書紀』の記述を基に設定された日本の紀年法)によって行うことが決められ、現代も続いている。
【なぜ2月が1日増えるの?】
 遥かローマ時代なでさかのぼります。
昔、1年間は3月から始まって2月に終わる暦だったので1年の終わりに1日を追加した。というのが有力な節です。
北海道新聞の安田販売所「四季いい色」の「うめだより」より一部引用)