日本新三大夜景に札幌が2位

日本新三大夜景に札幌名所の多彩さ評価 函館は4位だった
 国内の夜景を観光資源として発信する一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)が初めて認定する「日本新三大夜景都市」に、札幌市が2位に選ばれた。1位は長崎市、3位は神戸市。長崎、神戸とともに「日本三大夜景」と称される函館市は4位にとどまった。
 同法人が神戸市で開いた「夜景サミット」で発表した。審査は同法人が夜景に関する知識などに基づき認定する全国4500人の夜景鑑賞士による投票。1人が5ヶ所の夜景地を選び、その所在地の自治体を集計した。
 札幌市は藻岩山が最も人気で、大倉山展望台や札幌テレビ塔も票を集めた。函館市函館山に投票が集中したが、伸び悩んだ。
 札幌市は「多彩な夜景地が評価された。11月開幕の札幌ホワイトイルミネーションも内容を一新するなど夜景も観光資源として生かしたい」と喜ぶ。
 一方函館市は「3位まで入れず残念。来年3月の北海道新幹線開業や函館山ロープウエイの山麓駅増築を起爆剤に、魅力アップに努めたい」と巻き返しを図る考えだ。
 同法人は新三大夜景都市を3年に1度選ぶ予定。
(2015.10.14北海道新聞より抜粋)