家での勉強場所と時間決め習慣化して

 「家で勉強!」と言っても、どこで、何分やるのか、悩むところです。
小学生くらいまでは、リビングダイニングでの学習をお勧めします。子どもが食事をするのと同じ席で、幼児はワークやドリル、小学生は宿題を優先して復習などをさせてください。
 子どもたちには「一番落ち着く場所=座り慣れた自分の席」が大切な場所となります。特に幼い時期は、座り慣れた場所や親のそばが安心なようです。
 わが家では、幼児期に10分前後、小学生は「学年×15分ほど」を基準に続けさせました。学習時間を厳守させるより、毎日少しでも自分の席に座って学習させることが効果的です。
 子ども部屋で勉強してもらいたいというのは親の感覚で、子どもの感覚は「子ども部屋にはお化けがいる」(!)でした。大切なのは、勉強する場所と時間を決めて週間にすることです。(さかい・ゆうすけ=家庭教育プロディーサー)
(2014.09.13北海道新聞より抜粋)