食料自給率低水準

食料自給率39%4年連続低水準
 農林水産省が8月5日発表した2013年度の食料自給率(カロリーベース、概算値)は、前年度と同じ39%と4年連続で40%を下回った。1993年度の37%に次ぐ低水準。生産額ベースで(概算値)は、前年度(確定値)より2ポイント減の65%で、記録がある1960年度以降で08年に並び最も低かった。
 カロリーベースの自給率が横ばいだったのは、消費税率引き上げ前の駆け込みで米の需要が前年度比1%増えた一方、北海道を含む全国的な天候不順で大豆の生産量が同15%減ったため。道産が7割を占める小麦の生産量は平年並みだったが、豊作だった前年度に比べて同5%減ったことも伸び悩みの原因となった。
(2014.08.05北海道新聞夕刊より抜粋)