子供の甲状腺がん33人に

■子供の甲状腺がん33人に 福島県調査昨年の秋より7人増加
 東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が2月7日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子供は前回(昨年11月)の26人から7人増え33人になった。「がんの疑い」は41人(前回は32人)だった。
 「確定」と「疑い」に加え、手術の結果「良性」と判明した一人を含む計75人のうち24人について、原発事故が起きた2011年3月11日から4ヶ月間の外部被ばく線量も公表。1ミリシーベルト未満が15人、1ミリシーベルト以上2ミリシーベルト未満が9人だった。
 甲状腺検査は、原発事故発生当時18歳以下の約37万人を対象に、1次試験でしこりの大きさなどを調査した。
(2014.2.8北海道新聞より引用)