函館に観光情報“大型スマホ”

■観光情報“大型スマホ”で五稜郭タワー函館駅に端末
【函館】観光施設の内容や公共交通機関の所要時間などが分かる函館市の観光案内情報端末「函館インフォメーション」が12月20日、五稜郭タワー1階ロビーとJR函館駅に設置された。スマートフォンを大きくしたデザインで、46インチの画面に直接触れて操作。日本語のほか英語、中国語の簡体字繁体字、ハングルでも表示される。
 公共交通機関情報では、市電やバス、ロープウエーの乗り継ぎ時刻を目的地まで表示。画面情報をスマートフォンに取り込むこともできる。飲食店情報や、津波と洪水のハザードマップも閲覧でき、災害時には市が緊急放送を流す。
 中心市街地活性化基本計画推進の一つで、事業費はシステム開発費など総額6千万円。本年度中に函館山山頂から市街地を見下ろす中継映像や、イベント情報を盛り込むなど、内容をより充実させる。
 函館市は今後、函館空港函館山山麓などにも端末を設置することを検討している。
(2013.12.21北海道新聞より)