ナッツとゴマもアレルギー表示を

■ナッツとゴマもアレルギー表示を 消費者庁、推奨品目に追加
 消費者庁は9月20日、加工食品にアレルギー物質としての表示を推奨する品目として新たにカシューナッツとゴマを加えることを、都道府県などに通知した。いずれも重いアレルギー症状が報告されているためで、2014年8月末までに表示を改めるよう、自治体を通じ業者に周知する。
 現在は食品衛生法に基づき卵や小麦など7品目の表示を義務付け、大豆など18品目は表示を推奨し、推奨品目は計20品目となった。推奨は表示しなくても罰則はない。
 消費者庁の調査では、11年に食物によるアレルギー症状としてカシューナッツによるものが18例、ゴマが12例。血圧低下や意識障害を引き起こした。
(2013.09.20北海道新聞