大間原発中止、来月3次提訴

大間原発建設差し止め 来月、3次提訴 函館の「訴訟の会」
 【函館】電源開発(東京)が工事を再開した大間原発青森県大間町)の建設差し止めなどを求めている訴訟の原告団事務局「大間原発訴訟の会」(函館)は、4月26日に第3次訴訟を函館地裁に起こす。函館市内で10日に開かれた市民集会で同会の竹田とし子代表が明らかにした。
 同会によると当初、昨年12月に予定していたが、原告として参加を求める市民が相次いだことなどから延期。1986年にチェルノブイリ原発事故が発生した4月26日に合わせ提訴することにした。
■東京の日比谷公園原発ゼロ訴え「大行動」
 東京電力福島第一原発事故から2年を前にした3月10日、東京都内の国会周辺で「原発ゼロ大行動」が行われ、大勢の市民が集会やデモ行進で脱原発を訴えた。
 毎週金曜日に首相官邸前でデモを呼びかけている首都圏反原発連合が主催。同連合会によると約4万人が参加した。日比谷公園の集会では東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげた後、参加者たちが「福島の事故があったのに、なぜ原発を推進するのか分からない」などと発言した。
(2013.03.11北海道新聞より抜粋)