銚子沖で巨大洋上風力が運転開始

■銚子沖で巨大洋上風力が運転開始 直径は92メートル
海岸や沖合に風力発電機を設置する「洋上風力発電」で、千葉県銚子市の沖合約3キロに完成していた巨大風車が4日、運転を始めた。
 東京電力新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)などの実証実験に活用され、沖合に設置された本格的な洋上風力発電では国内最大。
 風車は海面からの高さが約126メートル、直径は約92メートル。出力は約2400キロワット。
 海底に土台を設置した「着床式」で、海底ケーブルで陸地に送電する仕組み。昨年10月には報道関係者らに公開された。
 発電分は東京電力が供給し、一般家庭1200世帯分の電力を賄う見込みだ。
(2013.03.04北海道新聞より)