大間原発訴訟判断焦点に

■大間 訴訟判断焦点に 函館市長ら凍結要請
自民党浜田靖一幹事長代理と面会し、大間原発の建設無期限凍結を求める工藤寿樹市長ら道南の首長
 政権交代後初めて電源開発大間原発青森県大間町)の建設凍結を政府などに要望するため、2月19日に上京した函館市の工藤寿樹市長らは、午後も公明党首相官邸を訪問し、同原発への危機感を訴えた。
 函館市は今後、政府の動向を見極めながら同原発の建設差し止め訴訟に踏み切るかどうかの判断を下す。工藤市長は要請後の取材に対し、原子力規制委員会の対応も提訴を判断する重要なポイントになるとの見解を示した。
 工藤市長は同日午前、経済産業省自民党本部を訪問。北斗市長と渡島管内七飯松前、福島、知内の4町長、経済界から函館商工会議所会頭らも同行した。(2013.02.20北海道新聞