グルメサーカスに16万人 函館

■ 大勢の親子連れなどでにぎわったグルメサーカス
 【函館】道内外の自慢の味を集め、初めて開かれた「はこだてグルメサーカス」(実行委主催)が9月23日、前日に引き続き函館市松風町の大門グリーンプラザを主会場に開かれた。2日間とも天候に恵まれ計16万人が来場。この日も売り切れが続出し、大規模な食の祭典は盛況のうちに閉幕した。
 グリーンプラザと函館朝市駐車場の両会場に並んだのは計118ブース。前日と同じ約8万人(実行委まとめ)が詰めかけた会場では、東北や神戸などの味覚が特に人気を呼び、正午前後に完売する店舗が続出した。
 青森のトウモロコシ「嶽(だけ)きみ」は午前9時から行列ができ、午前10時の開場と同時に完売。新潟の「南蛮えび焦がし味噌(みそ)ソース焼きそば」も午後0時半ごろ売り切れた。
「開港都市と姉妹都市のひろば」ではロシア料理のボルシチを求めて人だかりができた。
「函館と東北6県のひろば」では、みそニンニクだれに漬け込んだ豚ホルモンを焼いた「気仙沼ホルモン」に行列ができた。
 両会場ではステージイベントも行われ、国の重要無形民俗文化財に指定されている八戸市伝統芸能「えんぶり」の力強い舞も披露された。
(2012.09.24北海道新聞より一部抜粋)