函館市に農薬分析装置

函館市に新たに農薬分析100種類を一度に検出
 函館市は7月下旬、農産物中の多種類の残留農薬を一度に検出できる「高速液体クロマトグラフ質量分析装置」1台を導入する。既存の1台と合わせ、函館市の定期検査で検出できる農薬の種類は1,5倍程度の約330種類まで拡大。食の安全確保につなげる。
 函館市は2005年、一度に農薬約230種類が検出できる装置を1400万円で導入。この装置を使い、毎年夏と冬に計8回、地場産や輸入農産物15種類を抽出し残留農薬の検査を行っている。
 ただ、輸入野菜などに想定できない農薬が使われている場合も考えられることから、さらに多くの種類の農薬を検出できる装置を導入することにした。
(2012.06.22北海道新聞より一部抜粋)